ご機嫌いかがですか
メイもんです
隣の柿・・
つい早口言葉を言いたくなります
『 となりの客は よく柿食う客だ 』
きっと 子どものころ
姉と一緒に 早口言葉で遊んでいたからでしょう
それだけで 十分面白かったのですね。。
『 拝啓 秋が深まり
隣の姉も 色づき始めました 』
・・という誤字の
手紙を 書かないように、というネタも
どこかで読んだなぁ。。
実は
隣( 実家 )の柿は
ほぼ わたしと 同い歳でして
“ 腎 ” が 弱ってきているようなのです
実り豊かだったのは 今や昔
数少ない 柿の実も
写真にあるように 色つやがいまいち。。
高い所にしかなく、食べていないので味は不明…
《 うんうん、そりゃあそうだ
お互い 半世紀以上 生きてくれば
生命力の勢いが 衰えるのも自然の姿よのぉー 》
とはいえ
庭の面倒をみている母の気持ちとしては
“ 厄介もの扱い ” したくなってきたらしい
落ち葉を拾うのが 大変だから
この木を 切ってしまいたいと 発言し
父の 猛反対をくらった、という話を聞きました
世話をしているわけでもないのに
柿の木に そんなにも思い入れがあったとは…
俳句や 昔話にも 出てくる「 柿 」は
“精神的・文学的な 存在”でもあるのかもしれません
文学に親しむことや
歌詠み を 生きがいにしている父( 93 )にとっては
譲れない主張だったのでしょう
子どものころ 俳句と言えば
やはり これが 思い浮かんだものです
『 柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺 』
夕焼け色の柿
ゴーンと響く 鐘の音
古くからある 心の拠り所の寺
言葉の豊かさが 余白に存在している…
母国語の文学って 有り難いものですね。。
Have a nice day !
どうぞ すてきな一日を