ご機嫌いかがですか
メイもんです
素話とは 聞き手を 目の前にして
何も持たずに お話を語ること。
保育士試験の実技で行う「 素話 」は
3歳の子どもたちを前に 3分間 お話をする
という想定のもとに 披露します
職場の保育所で
子ども用トイレに 座った女の子
( もうすぐ3歳 ) の見守りのとき
語ってみました
「 昔 あるところに
“がらがらどん”という名前の
3匹のやぎたちがいました
ある日 草をお腹一杯に食べて太ろうと
やぎたちは 山へ 出かけました
途中の川には 橋がかかっていて
そこには トロルがすんでいました
トロルというのは 恐ろしい魔物のことで
大きな目玉は皿のよう
鼻は棒のように 突き出ていました 」
「 こーわーいー! 」
感情表現が豊かな その女の子は
なんと さっそく 怖がってくれました。。
試験対策の 参考書には
“ 怖くなりすぎないように ” という
アドバイスが 書かれています
幼い子ども、繊細な子を
怖がらせるような 迫真 *1 の演技は
してはいけないのですね・・
怖いトロルが “ 味噌 ” なので
ほどほどに…というのはムズカシイ。。
これから 約一カ月
この「 トイレ見守り」のチャンスに
怖すぎない、微妙な 演技の練習をすることにします
「 こーわーいー!」
という感性を
聴く側・話す側で共有できたということは
お互いに「 怖い魔物( 鬼 ) 」が 棲んでいる証のようにも
感じるのでした…
もうすぐ3歳の彼女も 虫の居所の悪くて
お友だちの おもちゃを 取り上げるときの勢いは
小さなからだ全体に “ 魔物 ” が出てますし
わたしも 虫も殺さないような、優しい顔をするように
氣をつけてはいるけれど
奥の方には “ 魔物 ” が 潜んでいることでしょう
( 「 こーわーいー」です〜〜 )
2歳を過ぎている子どもたちのおかげで
少しでも 実践練習させていただけて 有り難いです
やり過ぎないよう 注意して
ほどよく
「お話」に つきあってもらおうと
思っています (╹◡╹)
Have a nice day !
どうぞ すてきな一日を
《 追伸 ; 後日 歌のレッスンのときに
先生とレッスンの合間に会話して
( 記事に書いた出来事 や 「先生と子ども」のこと )
気づいたことがありました
幼い子どもにとっては からだの大きい大人は
身近な 家族以外は 怖い存在であろう。。
一緒に遊んで 怖くないとわかってもらうか
遊ぶ前から “ 何だか楽しそう ” という
TVの子ども番組的な雰囲気がなくては
心を開いてくれないかもしれない…
課題は4つから1つを選択するので
「 おむすびころりん 」のお話に
変えることを検討してみようと思いました
大人のなかでも 中高年は 若者と違い
シワやたるみがあって “普通にに怖い”と
想像できますので 怖い演技のある話は
やめた方がよさそう・・と客観的になれたのでした(^_^*) 》
*1:・・?