新年 明けましておめでとうございます
メイもんです
わたしが大晦日に
新たに認識した“ 史実 ” ・・
それは 実家の庭における
歴史的な変遷のことであります …
日中、暖かさに恵まれ
庭を眺めながら母と立ち話をしていたとき
何氣ない会話の中で それを知ったのでした。。
「 千両 」
「 南天 」
「 万両 」
二番目の写真の 「 南天 」は
少し離れた場所に もう一本あります
それらは
母が庭のデザインとして
そこに配置したわけでなく
勝手に生えてきて 成長したのだそうな。。
すなわち 「 鳥の恩返し 」だったのです
今も 鳥たちは 紅い実をよくついばんでいるそうで
どこかの庭で 恩返しとして 新たな芽を生じさせているのでしょう …
* * * * *
隣に住むようになってから
もう30年近く 実家の庭を目にし続けていますが
わたしが 関心を向けるようになったのは ごく最近です
( 遠い日を思い返せば
幼いころ この庭でさまざまな花や虫を観察したり
子ども用の砂場や鉄棒で 近所の子と一緒に遊んでいました…
“ ござ ” をひいて おままごとをしたこともあったなぁ。。 )
大人となって
経験を重ねたことで やっと
両親の人生について 想いを馳せる、
心のゆとりが生まれてきたような氣がします・・
* * * * *
ちょうど一年前、
両親の それぞれが
わたしに助けを求めてきた出来事がありました
庭の柿の木や リフォームに関して
両親の意見が 対立し、調停を頼まれたのです
そして 段階を経て
わたしたち三姉妹と両親は
リフォームも含め、課題のひとつを
無事、乗り越えることができたのでした …
そのときの会話を通じて
両親のさまざまな想いが 伝わってきました
父が 35で 選んだ この場所に家を建て、
60年近く 増改築をしながら住み続ける古家を
自分の 「 城 」として守ろうとしていること、
庭の戸口の守り神のような、
老いたた柿の木から 大きな慰めを得ていること、
富士山や桜の並木の見える、
二階の窓からの景色を 愛していること、
母が 大切に世話をし続けている庭は
長年飼い続けている猫たちと同じように
母の心の拠りどころであること・・
* * * * *
今年、父は 95
母は 85、わたしは 58になります
兄妹ネコ“ ちゃ ” と“ くろ ” は 確か 15。。
みんな 長生きですね〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『 365日 名言の旅 世界の空編 』 1月1日のページより
長く生きることより
どう生きるかに価値がある。
この先をどう生きるか。
しまっておいた夢を
取り出してみないか。
倉本 聰 ( 脚本家 )
倉本 聰さん、
本当に そうですね …
夢を 取り出して みんなで 表現していきます ♡
Have a nice day !
どうぞ すてきな一日を