ご機嫌いかがですか
メイもんです
事故で失った聴覚を
スイスの山にこもる生活で取り戻した外国の歌手のお話、
先週の日曜日と月曜日に記しました記事の続きで、 最終回となります
以下、新聞コラム「 体という小宇宙 」
( 作家・大竹昭子 氏筆 ) の、最後の部分の書き写しです
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その後、彼女は大学で音楽心理学を学んで
セラピストとなり、いまは病院で聴力再生の
専門家として指導に当たっている。
それだけではない。
歌手としての活動も再開し、
まもなく新しいCDがでるという。
お医者さんの言ったことを鵜呑みにしていたら、
こうはならなかったと述べながら、彼女はつづけた。
「 でもね、治したのは自分じゃない、
音が治したのよ。 」
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わたしの感想を、ここにはさみます…
《 治したのは自分じゃない、
音が治したのよ 》
という、発想・捉え方が
自然体の人だなぁ…と印象に残りました
小さな自我などは 超えていて
自然に身を委ねた在り方…と言ったらいいでしょうか・・
このコラムの最後は
体験談を聞いた筆者の思想で締めくくられます
以下、再びコラムの転記です
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この世に音が存在するかぎり、
体は全神経を総動員してそれをキャッチし、
反応しようとする。
持ち主の与( あずか)りしらないところで
密かな努力をするのがヒトの体なのだ。
ひとりひとりが生まれ持った謎の小宇宙。
それを探求したいという人一倍強い思いが、
彼女に再生の力を与えたのだった。 ( 完 )
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( コラムは以上です
以下にわたしの感想を記します )
ヒトの体という謎の小宇宙。。
顕在意識の 与りしらないところで
とてつもなく精妙な生命活動を 淡々と行い続けている・・
そして ヒトは
動物の一種でもあります
謎の小宇宙は
どんな生物の中にもあるのです
ヒトを含めた
地球の生き物の本能、進化、生態を
研究者から教えてもらうたび、そのスゴさに感動を覚えます。。
ふと、思い出しました…
「 人間の研究がしたい 」と言って入部した
生物部で、クローン人参作りの助手を務めたり、
顕微鏡での細胞の観察、
小さな解剖、登山での野鳥観察など
とりとめもなく“ 乱学習 ”したことを ・・・
人間も自然の一部だから
何の生物のありさまを観察しても
人間の研究につながっていると信じてた…と思います
そして、
コラムの筆者が 一番言いたかった内容が、
わたしの探求したかった“ 人間の特徴 “ についてだったのだ・・と
今、感じるのです
筆者の主張を補足したら
こんな感じかしら・・ と考えました
《 彼女は、” 治したのは自分じゃない、音が治したのよ ” と言った。
そう表現するのは、彼女にとっての真実であるけれど、
別の角度、客観的な立場から評価すると、こう言えるだろう…
人体という謎の小宇宙。” それを探求したいという、
人一倍強い思い が、彼女に再生の力を与えたのだ “ と。 》
筆者・大竹氏の、この思想を
現在のわたしなりの言葉で 書き表してみます
「 自分のからだへの探究心、
からだを生かしている いのちへの信頼、
いのちの力( エネルギー) を信じることがスイッチとなり
鼓膜が破損していようとも
からだの内部の音の感覚を楽しむ衝動に従った元・歌手の彼女。。
目には映らない、
いのちのエネルギーを大切に想う氣持ちは
常識では考えられないような奇跡的な身体機能の回復を促す
大切にされた、いのちは、
わたしたちの想いに 応えてくれるのだ… 」
「 信じる力・ 想いのエネルギー 」が
生きものの中で際立つのが、人間の特徴なのではないか…
想いがあるからこそ、さまざまな夢が実現されていく・・
高校生ころのわたしに
“ 信じていた直観は、
人生経験を経て、さらにクリアになっているよ… ”
と、ささやいてあげたいです^^
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長い文章を
お読みいただきありがとうございます m(_ _)m
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「 365日 名言の旅 世界の空編 」6月14日のページより
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Have a nice day !
どうぞ すてきな一日を