ご機嫌いかがですか
メイもんです
昨日 読んだ水上 勉 氏の随筆「 親子の絆についての断想 」
の中で 貝原益軒『 養生訓 』( 松田道雄訳 ) が引用されています
引用の引用となってしまいますが
とても興味深く感じられたので
ここに メモさせていただきます m(_ _)m
山の中でくらしている人は多く長命である。
古書にも『 山気は寿多し 』とある。
また『 寒気は寿 』ともいう。
山の中は寒くて、からだの元気をとじかためて
内に保存してもらさない。だから命が長い。
暖かい地方は元気がもれて内に保存することが
少ないので、命が短い。
また、山の中の人は交際も少なく、
静かで元気をへらさず、万事ものが少なく不自由だから、
自然と欲も少ない。
ことに魚類がめったになく、肉は腹いっぱいに食べることがない。
これが山中の人の命が長い理由である。
町の中で交際が多く、雑用が多いと気がへる。
海辺の人は魚肉をつねに多く食べるから
病気が多く命が短い。
町の中にいても、海辺にいても、
欲を少なくして肉食を少なくすれば、害はないだろう。
全体的に うなずけます…
今回は 「 町の中で 交際が多く、雑用が多いと気がへる 」
というところが、 以前の自分に照らし合わせて
特に わかるような 氣がしました
若いころは 賑やかな場所、
多くの人と接することを望み 都会の職場を選んだのでした
でも 中高年の今は 静かに暮らしたいと思っております… ^^
氣 が 減るのを防ぎつつ 補っていきたいです
Have a nice day !
どうぞ すてきな一日を