ご機嫌いかがですか
メイもんです
昨年の秋に「 歌 」を通じて
知り合った女性( Kさん)に誘われて
二人でランチをご一緒する機会が ありました
メゾソプラノのやさしいお声の
わたしの年齢より10歳年上の方です
女声合唱団・ピアノ・ボイトレの他、
同じマンションに住む年配の女性たちに
鍵盤ハーモニカを教える活動もされているそう。。
その明るい印象のまま、
「 女声コーラスを始めたのは
乳がん、大腸がんを患ったことが
きっかけだった 」と さらっとおっしゃいます
そして
外国で暮らす息子さんや
生まれたばかりのお孫さん・ご家族のこと、
ご自身が小学校の先生を定年直前までされていたお話など
わたしの知らない世界を 垣間見せてくださいました
何度かおしゃべりの場を持つうちに
わたしの心の奥に Kさんの人生の「 明と暗 」 、
その両方を聴きたい氣持ちがあることを 感じとりました
そして 話の自然の流れで
やはり大変なご経験をされたのだな…という部分のお話を
先日、聴かせていただいたのでした
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ある人生の物語を
ほんの一部でも聴くときに
「 明暗 」の両面がないと
何となくウソのように思えると言いますか、
安定感を欠くように感じるものなのでしょうか・・
いろいろな食べ物の
味わいの違いを楽しむ味覚が
ヒトの舌に備わっているのと同様に、
明暗、喜怒哀楽など
全ての感情を味わう心が
人間には もともと備わっていて、
その丸ごとの人生こそが
本人と その周りの人の “いのち( 魂 )” に
味わい豊かな
深みと広がりを もたらすのかなぁ。。
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『 ほっとする 老子の言葉 』 加島 祥造 画・文 P52より
自分の中のバランスは、頭や機械では計れません。
それは自分のからだ全体のセンスから感じとるものです。
頭だけで計るものは“ 欲 ” がベースになっています。
本当のバランスは、“ 欲 ” と“ 無欲 ” の両方の能力から
出てくるものです。それには「 勘 」がとても役立ちます。
「 勘 」はあなたのなかの自然な情報と人工の情報の
バランスを感じとり、そこから判断を下すのです。
人はさまざまな経験をからだにためこんで、
やがて肉体と頭とのバランスをうまくとれるようになります。
そんな人になるというのが理想です。
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お読みいただき ありがとうございます m(_ _)m
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どうぞ すてきな一日を