ご機嫌いかがですか
メイもんです
夕刊の「 人間発見 」( 5回シリーズ ) で
紹介されていた、生物学者・池田 清彦さんのお話が
たいへん興味深く感じましたので、記録したいと思います
( 2020年 7月6日 日本経済新聞 夕刊 )
まず、記事の始めの部分です
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( 前略 )
「 弱者の保護と多様性は
自分のためにこそ必要だ 」
個人の自由を貫く異能の論客は、
道徳と常識に距離を置き、
人に共感せず、群れない生き方を問い続ける 」
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「 異能の論客 」とは、
なんともカッコいい表現ですね…
どんな人物なのだろう・・と思わせてくれますね ^^
次に
池田さんのお話の一部を
抜き書きさせていただきます
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集中力や孤独に強い人がいます。
そういう人間関係が苦手な少数派が
今は生きづらくなった。
健常な多数派だって病気やケガで
少数派になるかもしれない。
哀れみで少数派に接するのではなく、
「 少数派も居場所がある多様な社会であれば
自分のリスクヘッジになる 」と考えればいい。 」
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わたしも、そう思います❗️
誰もが少数派になりうる、誰もが老いてくる。。
だから多様性のある社会の方が、心が落ち着きます
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「 この考え方を生物学では
『 互恵的利他主義 』 と言います。
『 情けは人のためならず 』。
見返りを期待しない行動は、
基本的に生物に存在しません。
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“ 基本的には ”
生物は見返りを期待する生き方をしている・・
それを、互恵的利他主義と呼ぶのですね。。
ナットクです。。
( 禅語の“ 無功徳 ” は、人間における
ある意味、“ 進化形 ” なのかなぁ…と考えます…( ˘ω˘ ) )
例えば
哺乳類の乳幼児は、
心を惹きつける可愛らしさで
親などに 子育てを促しています
乳幼児の世話をする者は
見つめ合い、触れ合う刺激により
幸せホルモンが出てくるという報酬を得て
ますます世話をしたくなるのでは。。と思われます
子育ては “ 互恵的利他 ” という
生き物の自然の姿を 表しているのではないかしら・・
昔、懸命に子育てしていた頃
( “ 互恵的利他 ”の言葉を知る前でしたが )
《 子どもは、その可愛らしさや笑顔によって
世話をする大人に 充分に報いているのですよ・・ 》
という内容のお話が 子育て中の者への
言い伝えであるかのように 耳に入っておりました
でも当時は、心に余裕が少なくて
あまり良く分かっていなかった氣がします…
おかげさまで 中高年の今は
幼な子たちの素晴らしさ・可愛らしさが
よ〜くわかるようになり、しみじみ幸せを感じるのでした…^^
《 生き物はみんな
お互いさまで生きている。。》
互恵的利他の考え方で
多様性を当たり前とする環境を 作っていきたいです
◇◆◇◆◇
職場の保育所で
人見知りが強かった子も
朝の時間を一緒に過ごすうちに、
今では すっかり打ち解けてきました❣️
グレーヘアで 還暦に近い年齢のわたしは
幼な子にとって、珍しいタイプなのでは・・と想像しています
保育者であるわたしも、
環境の多様性を構成する一員となり
子どもたちとの関わりを深めていけることが、喜びです(^ν^)
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生物学者・池田さんのお話は
さらにこの先も 続きがございます
またいつか、書き留めたいと思います m(_ _)m
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「 365日 名言の旅 世界の空編 」7月17日のページより
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Have a nice day !
どうぞ すてきな一日を