うたと からだと わたし

キャリアチェンジして5年目。数えで59歳 ▪ 保育補助員の日記です。

95歳、 “ 心とからだの不一致 ” 。。

ご機嫌いかがですか

メイもんです

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95歳の父は要支援2…

要支援1の母 ( 85 ) と二人暮らしです

( 30年前から わたしと夫は実家の隣に建てた家に住んでいます )

 

父が デイサービス施設を変更する際、

実家で行われた担当者と両親の面談のときに

わたしも同席したのですが、印象に残った話がありました

 

「 マシンを使っての運動もしますが

  筋力トレーニングを頑張るということでなく、

 

  今、自力で歩けるのでしたら

  来年も歩けるようにしましょう…というための運動です  」

 

実感のこもった言葉に

しみじみとした重みを感じました

 

保育補助の仕事を長く続けたくて

筋力アップに励んでいるわたしには

それは「 別世界の話 」に聞こえましたが、真実なのでした…

 

◇◆◇◆◇

 

ここ数ヶ月で

父のからだの機能は

ずいぶんと衰えています

 

母から聞いている家での様子、

会話していて感じる、反応の鈍さ・・

 

4か月前には 杖をつき

一人で歩いて理髪店に行ける体力でした

 

でも、ひと月前には 母の留守中に

すぐそこの郵便ポストまで歩き、ポスト近くで

よろけてしまい、手首を傷めたと訴えていたのでした。。

筋力のなさを自覚し、一人で歩くのは怖くなったことでしょう

 

一歩一歩、

バランスに注意しながら

ギリギリ 何とか歩いている姿に

老いていくことの現実を見せつけられます

 

◇◆◇◆◇

 

月曜日は久しぶりに

氣持ちのよい晴天に恵まれました

 

母( 85 ) は、数日前に

一駅先に移転し新装オープンした、

行きつけの美容院を予約しており、楽しみにしていた日でした

 

母が朝、父に その旨を伝えると、

父は一緒に出かけると言い張り、着替えをしたそうです

 

そこの駅ビルに入っているスポーツ店で

リハビリ用の杖を買いたいから…という理由です

 

( “ ポールウォーキング ” というエクササイズ用の両手に持つ杖が

 だいぶ前にダメになったまま放置しているのを思い出したらしいのです )

 

母は困ってしまい、

同じ市内に住む姉に電話して

付き添いを頼むも、予定が入っていたため断られたそうで

早朝の仕事を終え帰宅した わたしのところに 状況を話しに来たのでした…

 

わたしは

付き添いはできない、と聴きながら判断し

母の話を共感を持って傾聴することに とどめました

 

母の方も  

長年の付き合いで心得ていて

わたしに多くは期待せずにいてくれます

そして、話し終えると 困った状況のまま 帰りました

 

しばらくすると

父が我が家にヨロヨロと訪ねてきました

 

母が帰ってしばらくしてから、わたしは

“ スポーツ店に杖を買いに行くのは不適切 ” の旨を

耳の遠い父に伝えるため チラシの裏に大きな字で書きました

 

父に直接、渡そうと思ったのですが、

トイレ中なのか姿が見えなかったので

テーブルに置いて、会わずにそのまま帰ったからです

 

よそ行きの服に 秋色の帽子まで手にした父は

元気そうな顔で言いました…「 スポーツ店には、無いんだって? 」

 

わたしは昼食中でしたが

スポーツ店には リハビリ用の杖は置いていないことのほか、

 

そのときに わたしが食べていたスーパーで買ったお弁当のこと、

長男( 父の孫 )が来月早々に転居することなど 少し会話をしました

 

庭づたいに帰る姿を 見送ったあとに

秋色の帽子を置いて行ったことに気づきました

 

すぐに届け、何も言わず父の表情だけ確認しました

( 母によると、わたしの食べていたお弁当が羨ましかったらしいです(*^_^*) )

 

◇◆◇◆◇

 

結果として

父は外出することを諦め

母は ほっとして出かけて行きました

 

二人で話し合うのが不得手な両親が

二人のトラブルを 自分たちで解決できたのです

素晴らしいことだし、本当に良かったなぁ…と安堵しました

 

(  ここ数年、リフォームや大きな買い物のときは

 娘・三姉妹で協力して 両親の手助けをしています^^ )

 

◇◆◇◆◇

 

父の両親の享年は

二人とも92歳でしたので

前代未聞の95歳を経験中の父。。

 

感染の心配というストレスに加え

「 心とからだの不一致 」に戸惑うという、

不安定さとも闘っているのだろうなぁ…と思うのでありました

 

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「 岩波ことわざ辞典 」より ( 一部抜粋 )

 

年寄の冷や水 ( としよりのひやみず )

(1) 年寄が年不相応な無茶な振る舞いをすることのたとえ

(2) 年寄が無理をして元気ぶることのたとえ  

(後略 )

 

年寄れば愚に返る

年をとると子供のように

分別がなくなり愚か者のようになること。

 

人間、ある程度の年齢になると、

物の道理や分別をわきまえてくる。

 

しかし、さらに加齢すると、

このことわざのようになってしまう場合がある。

 

これは自然の摂理のようなものであり、

人として十分に役目を果し終え、

 

次の世代へ引き渡す

いわば準備期間とでも言えるものであって、

ただ単に非難されることではない。

( 後略 )

 

◇◆◇◆◇

 

ことわざは

“ 「 にんげんだもの 」

 みんな、そうなんだよ… ” って 

言って聞かせてくれている氣がします… ( ˘ω˘ )

 

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Have a nice day !

どうぞ すてきな一日を