ご機嫌いかがですか
メイもんです
長い年月、娘の立場から
父の暮らしを近くで見てきて 思います...
勉強好きな父の 宝ものは、
本や画集などの印刷物なのだろうな・・と
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5ヶ月前には
一人で杖をつき
駅前まで出かけていましたが
そのような氣力・体力は
今はもう なくなってしまったようで
外出は かかりつけの病院と
週2回のデイサービスに行く程度です
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築57年の実家には
何度も増改築した歴史があって
父はその家を“ 自分の城 ” として
つよい愛着を抱き、寝室以外の部屋は
ほぼ 自分の宝もので いっぱいにしております
( 秋になって散らかり具合が増したため
母が、“この現状を見て欲しい” と訴えているのでした..)
母《85 ) とわたしは
ハウスダストのアレルギー持ちですが
父は、身体も丈夫で アレルギーも無いのです
本と新聞なの印刷物が
乱雑にここかしこに置かれ
散らかし放題に見える、どの部屋も
きっと 父にとっては
自分の持てる力の全てが
どんどん衰えていく現状の、
その寂しさを忘れさせ、
心を慰めてくれる書斎なのでしょう...
父の育ってきた昭和初期の時代は
本や印刷物がとても貴重なものだったと想像します
「 三つ子の魂、百までも 」。。
デジタルの時代となり、パソコンも持ってはいても
“本は知識と教養の宝庫で大切なものである”という認識は
父の脳の奥深くに刻まれていて、失われないのかもしれません
自分の城で 大切な宝ものに囲まれて逝くことを
無意識のうちに 父が望んでいるような氣がしてならないのでした。。
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「 365日 名言の旅 世界の空編 」11月12日のページより
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Have a nice day!
どうぞ すてきな一日を