うたと からだと わたし

キャリアチェンジして7年目。還暦越えました!▪ 保育補助員の日記です。

父 ( 95 ) の 宝もの。。( ツブヤキ )

ご機嫌いかがですか

メイもんです

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11月10日撮影  季節はずれの アジサイでしょうか...

長い年月、娘の立場から

父の暮らしを近くで見てきて 思います...

 

勉強好きな父の 宝ものは、

本や画集などの印刷物なのだろうな・・と

 

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5ヶ月前には 

一人で杖をつき

駅前まで出かけていましたが

 

そのような氣力・体力は

今はもう なくなってしまったようで

 

外出は かかりつけの病院と

週2回のデイサービスに行く程度です

 

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築57年の実家には

何度も増改築した歴史があって

 

父はその家を“ 自分の城 ” として

つよい愛着を抱き、寝室以外の部屋は

ほぼ 自分の宝もので いっぱいにしております

 

( 秋になって散らかり具合が増したため

 母が、“この現状を見て欲しい” と訴えているのでした..)

 

母《85 ) とわたしは

ハウスダストのアレルギー持ちですが

父は、身体も丈夫で アレルギーも無いのです

 

本と新聞なの印刷物が

乱雑にここかしこに置かれ

散らかし放題に見える、どの部屋も

 

きっと 父にとっては 

自分の持てる力の全てが

どんどん衰えていく現状の、

 

その寂しさを忘れさせ、

心を慰めてくれる書斎なのでしょう...

父の育ってきた昭和初期の時代は

本や印刷物がとても貴重なものだったと想像します

 

「 三つ子の魂、百までも 」。。

デジタルの時代となり、パソコンも持ってはいても

“本は知識と教養の宝庫で大切なものである”という認識は

父の脳の奥深くに刻まれていて、失われないのかもしれません  

 

自分の城で 大切な宝ものに囲まれて逝くことを

無意識のうちに 父が望んでいるような氣がしてならないのでした。。

 

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「 365日 名言の旅 世界の空編 」11月12日のページより

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Have a nice day!

どうぞ すてきな一日を