うたと からだと わたし

キャリアチェンジして7年目。還暦越えました!▪ 保育補助員の日記です。

“ 立派すぎない方がいい ”

ご機嫌いかがですか

メイもんです

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( コンビニのおにぎりの匂いを嗅ぎに 実家の食卓に登った“ちゃ ”  )

 

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吉野 弘さんの

祝婚歌 」という詩を知ったのは

今から30年以上前の、20代のときでした

 

そして、折にふれ

この詩のことを思い出します

 

詩集は持っていないので

ネット上のものを、お借りして 味わいます。。

 

http://www.midorii-clinic.jp/images/index/season110905_11.pdf

今回、この詩を味わいたくなったのは

わたしの身の回りで起きた、あるアクシデントがきっかけです

 

だいぶ若い頃から

自分自身の失敗はもちろん

周囲にアクシデントが生じたときも

原因や背景を考え、教訓を得ようとする習慣がありました

 

そんな中で

浮かんできたフレーズが

“ 立派すぎない方がいい ” だったのです

 

この詩は

結婚する二人への

年長者からのアドバイスという形式ですが

 

人生における、

普遍的な真実のようにも感じます

 

「 完璧なんて不自然なこと 」。。

ここで、ある印象的な場面が脳裏に浮かびましたました..

テレビで見た映像だったと思うのですが

建築家が、丹精込めて築き上げた建造物が完成したときに

目立つ場所にある柱に、自らの手で 敢えてキズをつけたのです

 

衝撃を 受けました

と同時に、建築家の想いは、

“ 完璧なんて不自然なこと ”

だったのだろうか...と、想像しました

 

そして、もうひとつ

「 生きていることのなつかしさに 

 ふと 胸が熱くなる 」...この言葉が好きです

“ 生きていることのなつかしさ ” 

それは、悠久の時の流れを感じさせます

 

この表現の中に

詩人の死生観が垣間見えるのです

 

いのちの輝きと愛が

永遠であることの願いとともに・・

 

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お読みいただき

ありがとうございます m(_ _)m

 

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Have a nice day !

どうぞ すてきな一日を