ご機嫌いかがですか
メイもんです
( コンビニのおにぎりの匂いを嗅ぎに 実家の食卓に登った“ちゃ ” )
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吉野 弘さんの
「 祝婚歌 」という詩を知ったのは
今から30年以上前の、20代のときでした
そして、折にふれ
この詩のことを思い出します
詩集は持っていないので
ネット上のものを、お借りして 味わいます。。
今回、この詩を味わいたくなったのは
わたしの身の回りで起きた、あるアクシデントがきっかけです
だいぶ若い頃から
自分自身の失敗はもちろん
周囲にアクシデントが生じたときも
原因や背景を考え、教訓を得ようとする習慣がありました
そんな中で
浮かんできたフレーズが
“ 立派すぎない方がいい ” だったのです
この詩は
結婚する二人への
年長者からのアドバイスという形式ですが
人生における、
普遍的な真実のようにも感じます
「 完璧なんて不自然なこと 」。。
ここで、ある印象的な場面が脳裏に浮かびましたました..
テレビで見た映像だったと思うのですが
建築家が、丹精込めて築き上げた建造物が完成したときに
目立つ場所にある柱に、自らの手で 敢えてキズをつけたのです
衝撃を 受けました
と同時に、建築家の想いは、
“ 完璧なんて不自然なこと ”
だったのだろうか...と、想像しました
そして、もうひとつ
「 生きていることのなつかしさに
ふと 胸が熱くなる 」...この言葉が好きです
“ 生きていることのなつかしさ ”
それは、悠久の時の流れを感じさせます
この表現の中に
詩人の死生観が垣間見えるのです
いのちの輝きと愛が
永遠であることの願いとともに・・
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お読みいただき
ありがとうございます m(_ _)m
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どうぞ すてきな一日を