ご機嫌いかがですか
メイもんです
新聞のコラム記事の中で
9歳の時に 父親が銃撃されるのを目の前で見た、
カトリック修道女の渡辺 和子さんの言葉を読みました
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( 2021年 2月6日( 土曜日 ) 日本経済新聞 )
記事の一部を
抜き書きします m(_ _)m
和子は1927年( 昭和2) 年2月、旭川市で生まれた。
長子である姉とは22歳の年齢差があり、間に兄が2人いる。
陸軍第七師団の師団長をつとめていた錠太郎は当時52歳。43歳になって
いた母が遅い出産をためらうと、「 男が子を生むのならおかしいが、女が生
むのに恥ずかしいことがあるものか 」と言ったという。
「 生んでおけ、と父が言ってくれたおかげで私は命をもらいました。そし
て、9歳までに一生分愛されたと思っています 」
その娘が、父の凄惨な死を至近距離で目撃したのだ。これほどむごい話があるだろうか。
だが和子はこう言った。
「 いいえ、私はあの場にいることができて本当によかった。
私がいなければ、父は自分を憎んでいる者たちの中で死ぬことになりまし
た。私は父の最期のときを見守るために、この世に生を享けたのかもしれな
いと思うときがございます。 」
父から“ 命をもらった” 娘の、
親子の愛情の深さ、絆の強さが
和子さんを そのような思いに導いたのだと思います
そして、
充分に愛された命の持ち主は
透き通った眼差しと しなやかな強い心を持って
耐え難い現実さえ 受け止める力を秘めている...と 感じたのでした。。
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悲しげな響きの
ウォンさんの美しい音楽を
YouTubeからお借りして載せます m(_ _)m
誰もが経験する やるせない気持ちに
静かに寄り添い、慰めてくれるような温かさがあふれています。。
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Have a nice day !
どうぞ すてきな一日一日