ご機嫌いかがですか
メイもんです
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新聞の文化欄で
米国の哲学者の言葉を読みました
記事のタイトルは
「 マイケル・サンデル 新著を語る 」
テレビ番組「 ハーバード白熱教室 」で知られる、
マイケル・サンデル氏( 専門は政治哲学 ) の 新刊邦訳、
「 実力も運のうち 能力主義は正義か? 」
( 鬼澤忍訳、早川書房 ) の刊行を機としたインタビューでした
( 日本経済新聞 2021年4月14日( 水曜日 ) 文化欄 )
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記事の最後の部分を
抜き書きします m(_ _)m
ーー能力主義の恩恵を受けた人々に
能力主義の負の側面を伝えるのは、難しさを伴いませんか。
「 この本が非常に挑戦的であることは認める。
わたし自身の大学( 米ハーバード大 ) が
果たしてきた能力主義に基づく選別機能についても
批判的に書いたが、成功者に自らの成功について
再考を促すのは簡単ではない 」
なるほど。。
ご本人も成功者に違いありません...
「 ただ、彼らもまた、競争社会の中で
親からの期待の重圧 などで傷つき、
精神的な不安を抱えていることが多い。
過当な競争で敗者と勝者を分け、
置き去りにされた人が怒りに苦しむだけで無く、
成功者でさえ傷つくのが能力主義の代償だ 」
ーー この春に新しいスタートを切った大学生、
新社会人にメッセージを。
「 世界的なパンデミックのさなかでも、
新しい季節には希望がある。
自分たちがどうやってここまで来られたかを振り返り、
謙虚さを忘れず、私たちは共同体として互いに支え合って
いることを認識してほしい 」
権威ある大学の
著名人である学者さんの新刊。。
日本語タイトルの文は
ストレートなメッセージになっているのですね
「 運も実力のうち 」は
誰が言い始めたのか よく聞く言葉です
ですので
「 実力も運のうち 」と言われると
「 ? 」と引っかかり、考えてみようとします
能力主義の
負の側面に焦点を当て
人々に今の社会の仕組みについて
反省を促すきっかけになっているのですね。。
日本の学者さんも
“ 人新世 “ という言葉を使って
社会の変革を訴える新書を出されていたなぁ。。と
思い出したのでした ( その紹介文↓しか読んでいないのですが...(^_^*) )
最近のわたしは
視力や氣力の衰えのためなのか、
本を読もうとしない傾向にあります。。
本の紹介を読んで
けっこう満足してしまうのでした..
“ 病的近視 ” の心配もあるので
近いうちに 眼科に行ってこようと思います(╹◡╹)
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Have a nice day !
どうぞ すてきな一日を