うたと からだと わたし

キャリアチェンジして6年目。還暦越えました!▪ 保育補助員の日記です。

塔 和子さんの「 胸の泉に 」という詩

ご機嫌いかがですか

メイもんです

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ハンセン病患者の詩人、

塔 和子さんの 「 胸の泉に 」という詩を

わたしは 書き写していました

 

おそらく 3ヶ月前のことらしい…

ということは  わかったのですが

何に紹介されていたのかは 記録しておらず

思い出せません・・(^_^*)

 

………………………………………

 

2年前

図書館のラックにあったチラシを見て

軽い衝撃を受けました

 

55歳を過ぎた未経験者でも

「 保育補助員 」の仕事に就くことができる、

それを手厚く支援してくれるという内容でした…

 

ピピっと ひらめいたわたしは

すぐさま申し込み 面接を経て合格し

しごとセンターで 再就職支援講習を受けました

 

そこで まとめ役をされていた講師の方は

自然豊かな郊外で私立保育園を運営しながら

大学で幼児教育の研究や人材の育成にも携わる、

人の世と 子どもたちへの愛が滲み出ている男性でした

 

わたしは 講習を受けるなかで

そのお人柄に 人として憧れを抱き

修了式のあとノートの裏表紙を差し出して 

サインを求めたのでした…

 

 その方は わたしの行為に ちょっと驚きながらも

「 人と関わってください 」

というメッセージとサインを 書いてくださいました

 

「 胸の泉に 」という詩を

3か月前に 初めて読んだとき

あの講師の方は きっとこの詩をご存知なのだろうな…

そう直感したことを覚えています

 

今年度 わたしの受講予定の保育研修で

またお会いできるかもしれないとわかった昨日、

書類の間から、ひょいと この詩が出てきたのでした。。

 

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胸の泉に               塔  和子

 

かかわらなければ

この愛しさを 知るすべがなかった

この親しさは 湧かなかった

この大らかな依存の安らいは 得られなかった

この甘い思いや

さびしい思いも 知らなかった

人はかかわることから さまざまな思いを知る

子は親とかかわり

親は子とかかわることによって

恋も友情も

かかわることから始まって

かかわったが故に起こる

幸や不幸を積み重ねて大きくなり

繰り返すことで磨かれ

そして人は

人の間で思いを削り 思いをふくらませ

生を綴る

ああ

何億の人がいようとも

かかわらなければ路傍の人

私の胸の泉に

枯れ葉いちまいも

落としてはくれない

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

還暦も近づく 55歳にして

わたしの胸の泉に ふつふつと湧いてきた

幼い子どもたちと かかわりたいという思い。。

 

今 かかわることのできる喜びを

かみしめています…

 

現在へと導いてくださった

全てのこと、全ての皆さまに 心より感謝申し上げます  m(_ _)m 

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適度な距離感で かかわってますよ〜〜

 Have a nice day !

どうぞ すてきな一日を