ご機嫌いかがですか
メイもんです
元ハンセン病患者の詩人、
塔 和子さんの 「 胸の泉に 」という詩を
わたしは 書き写していました
おそらく 3ヶ月前のことらしい…
ということは わかったのですが
何に紹介されていたのかは 記録しておらず
思い出せません・・(^_^*)
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2年前
図書館のラックにあったチラシを見て
軽い衝撃を受けました
55歳を過ぎた未経験者でも
「 保育補助員 」の仕事に就くことができる、
それを手厚く支援してくれるという内容でした…
ピピっと ひらめいたわたしは
すぐさま申し込み 面接を経て合格し
しごとセンターで 再就職支援講習を受けました
そこで まとめ役をされていた講師の方は
自然豊かな郊外で私立保育園を運営しながら
大学で幼児教育の研究や人材の育成にも携わる、
人の世と 子どもたちへの愛が滲み出ている男性でした
わたしは 講習を受けるなかで
そのお人柄に 人として憧れを抱き
修了式のあとノートの裏表紙を差し出して
サインを求めたのでした…
その方は わたしの行為に ちょっと驚きながらも
「 人と関わってください 」
というメッセージとサインを 書いてくださいました
「 胸の泉に 」という詩を
3か月前に 初めて読んだとき
あの講師の方は きっとこの詩をご存知なのだろうな…
そう直感したことを覚えています
今年度 わたしの受講予定の保育研修で
またお会いできるかもしれないとわかった昨日、
書類の間から、ひょいと この詩が出てきたのでした。。
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胸の泉に 塔 和子
かかわらなければ
この愛しさを 知るすべがなかった
この親しさは 湧かなかった
この大らかな依存の安らいは 得られなかった
この甘い思いや
さびしい思いも 知らなかった
人はかかわることから さまざまな思いを知る
子は親とかかわり
親は子とかかわることによって
恋も友情も
かかわることから始まって
かかわったが故に起こる
幸や不幸を積み重ねて大きくなり
繰り返すことで磨かれ
そして人は
人の間で思いを削り 思いをふくらませ
生を綴る
ああ
何億の人がいようとも
かかわらなければ路傍の人
私の胸の泉に
枯れ葉いちまいも
落としてはくれない
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還暦も近づく 55歳にして
わたしの胸の泉に ふつふつと湧いてきた
幼い子どもたちと かかわりたいという思い。。
今 かかわることのできる喜びを
かみしめています…
現在へと導いてくださった
全てのこと、全ての皆さまに 心より感謝申し上げます m(_ _)m
Have a nice day !
どうぞ すてきな一日を