うたと からだと わたし

キャリアチェンジして8年目。花の60代!▪ 保育補助員の日記です。

“ 悲しみの味 ” 。。 ( ポエム )

ご機嫌いかがですか

メイもんです

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指揮者  小澤征爾さんの言葉です  (「 365日 名言の旅 世界の空編 」ライツ社 より  )

 

        自分が年をとってきたから

        かもしれないが、 

        大事なものとか美しいもの、

        心に染みわたる美しさとか、

        心を打たれる美しさというのは、

        少し悲しみの味がする。 

 

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《  少し悲しみの味がする  心に染みわたる 美しいもの・・ 》

 

素晴らしい芸術や 自然、

心を揺さぶる物語、人として尊い行為…

 

深いところに 響いたとき

無意識に からだが反応するだろう

 

涙が出てくることもあれば

涙さえ 出ないことが あるのかもしれない

 

感情を表す言葉は 色々あるけれど

一番深い根っこのところでは つながっていると思う

 

その 根っこ に きっと “ 悲しみの味 ” がある

 

わたしたちは みな「 孤独な旅人 」で

その根っこから 悲しみ の水分を吸い上げ

 

自分のもつ精一杯の  美しいものを咲かせようと

人生という旅路を 歩み続けている

 

たった一人で…

 

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 Have a nice day !

どうぞ すてきな一日を

《 追伸 ;  「  誰もが 孤独な旅人だ 」と 随筆に書かれていたのは

    作家の 水上 勉 氏で、そのエッセイのことを教えてくださったのは

    医師で著述家の 帯津 良一先生でした

 

    随筆のタイトルは 「 親子の絆についての断想  」

    底本は 水上 勉 『 骨肉の絆  』1980年

 

    わたしが読んだのは  山田 太一編 「 生きるかなしみ 」( ちくま文庫 )

    の中に 編まれたものでした    》