ご機嫌いかがですか
メイもんです
ある夫婦 ( 両親 96と85 ) は
連れ添って63年というベテランです
わたしは結婚して実家を離れ、
その2年後に実家の隣に転居し30年近くになります
隣接する両家は 助けあって暮らしてきました
そして適度な距離を保つように心がけてきました
わたしの大きな役割は、母の、父に関する愚痴の聞き役です
母は かつては子育てを支援し、今も庭づくりをしてくれています
長年にわたる付き合いから
両親の“ 残念な関係性 ” にもすっかり慣れたこの頃です。。
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“ 残念な関係性 ”その❶は
2人は 家庭運営の方法について
些細な点での価値観が違い、意見が合わないとき
お互いに歩み寄って、話し合いで決めることができないこと。。
なので、ここ数年は
娘たち( 三姉妹 ) が間に入り、
折り合いをつけてもらう実践を積んでいるのでした
これは、三姉妹である
わたしたちに与えられた “ 仕事 ” 。。
特に、次女のわたしは
両親それぞれの個性の強い部分、
“ 理論重視・倹約家 ”と
“ 感性重視 ・氣前がいい ” の両極を
半々に受け継いで生まれてきたことを 自覚しています
なので
自然の流れで
実家のとなりに住むように
運命づけられたと受けとめているのでした。。
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この“ 調停の仕事( 使命 ) ” を通じて
人間の” 心の陰陽( 愛憎 )“ の不思議さ、
時代や環境の影響の大きさなどを 目の当たりにしています
2人はこれまで、社会人として
別々の“ 舞台” で 立派な活躍をしてきました
老後も 身体の動く限り、
趣味の仲間と集い 活動していました
現在は 要支援 1 ( 母 )・要支援 2 ( 父 )で
公的支援も受けながら、自立した生活を営んでいます
ただ最近は
身体能力が衰えたことで
家の中での“ 棲み分け” も上手くいかず
居間も父の書斎と兼用となったり
コロナ禍で外出を控えていることもあり
より一層、 ストレスを溜めているもようです...
そして、
長年の習慣で 夫婦間では
“ 感謝 ” を言葉で表現することがありません
これが、両親の
“ 残念な関係性” の、❷ です
「 親しき仲にも礼儀あり 」という
ことわざを知っているはずなのに.. .( ̄∇ ̄)
( 両親の間では「 おはよう 」「 ただいま 」など、
挨拶言葉は いっさい交わさないのを見てきたおかげで、
わたしたち夫婦が築いた家庭において
お互いにそれを自然にしていることに感動できる..という
たいへんお得でオメデタイ性質となったワタクシなのでした。。(*'▽'*) )
「 ありがとう 」と口にすることを
夫婦の間でも大切にしてほしいと 娘たちは願っています
なので、婚姻60年ダイヤモンド婚( 3年前 ) の
お祝いの場などを設けてみたり、その他いろいろ工夫して
さりげなく伝えようとましたが
ついに お互いへの感謝の言葉は出てこず。。
娘たちの尽力に対する謝意は
常日頃、言葉や金品で表現しくれているのですが
夫婦の間ではそれをしない・・全くもって、残念すぎます
高齢になってからは
お互いのあり方を非難し合い
娘たちの前で 負の感情をぶつけ合うこともしばしば。。
( 若いうちは、各々の立場で仕事が忙しく
役割分担や夫唱婦随でやってこれたのです...
両親が高齢となってから
わたしが母に自己主張するよう励まし
ケンカできるようになって良かったと思います (^_^*) )
幸いなことに
ケンカして後味が悪くても
長命の飼い猫2匹が 氣を紛らわしてくれるようです (=^x^=)
たしかに、
夫婦になって 半世紀も超えてからでは
したことのない挨拶や “ 愛語” は難しいのかもしれません...
お互いに必要としあい
認めあって 愛情もあるのに
夫婦間コミュニケーション能力が乏しい・・
反発し合いつつも 微妙に成り立っている2人を
これからも 近くでそっと見守っていきたいと思います ( ^ω^ )
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「 ニャンか、しあわせ
今日をご機嫌に過ごす[ 禅の言葉 ] 」より
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Have a nice day!
どうぞ すてきな一日を