三つのことわざ。。 - うたと　からだと　わたし

ご機嫌いかがですか

メイもんです

f:id:meymon:20210119163844j:plain

ことわざが好きなので

「岩波ことわざ辞典」が愛読書です＾＾

その中から、

三つのことわざの抜き書きと

それに対するわたし個人の感想をつづります

( 意味の次にある解説は省略しました m(_ _)m )

◇◆◇◆◇

憎まれっ子世に憚る

❶ 憎まれ子世に出る( いずる )

❷憎まれ子世にはびこる

❸憎まれ子国に憚る

人から嫌がられたり憎まれる者が

かえって世間でのさばるということ。

暴言をはく人を見て

思い浮かんだことわざでした

どこかのリーダーだったり

わりと身近にいる人だったり。。(^_^*)

ことわざになっているのだから

昔から、“ 憎まれっ子世に憚る ”

という感想を抱く人が多かったのだろうなぁ..

今、世界中に

幅を利かせのさばっているのは

新型コロナウイルスという“ 憎まれっ子 ” ・・

「アンタなんかに負けないからね！」と決意するのでした

◇◆◇◆◇

美人薄命【　佳人薄命　】

美人と評される人は病弱で長生きできなかったり、

数奇な運命に弄ばれて不幸になることが多いということ。

美人の漢語的表現が“ 佳人 ” だそうです

わたし独自の解釈では、

美人とは姿カタチというよりも

( 美男美女は普遍的なものでなく、“ 平均顔 ” ですので )

純粋すぎるゆえに、か弱い

だからこそ美しい...という繊細な人。。

四文字熟語のように簡潔な表現で

“ ふたつ良いことなし ” と似た内容が印象的です

桜の花がはらはらと散っていくように、

美しいものは儚く切ない命...そう感じさせられます

◇◆◇◆◇

さて、

“ 憎まれっ子 ” はシブトイ奴、

“ 美人 ( 佳人 ) ” は　純粋で弱々しい。。

そんな両極を超える人を、ことわざ辞典の中に見つけました ( ^ω^ )

名人は人を謗らず( そしらず )

奥義を極めるような人は、他人の欠点や短所を言うようなことは

しないものだということ。

名人は、自分の力に自信や信念があるから

他人がどうであるかといったことなど気にしないし、

他人の長所を認める余裕もある。

だから、他人の悪口を言ったり、悪しざまに批評したり

しないというのである。