うたと からだと わたし

キャリアチェンジして7年目。還暦越えました!▪ 保育補助員の日記です。

「 教わらない 」/「 鍛えない 」能力 

ご機嫌いかがですか

メイもんです

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◇◆◇◆◇

 

武術研究者・

甲野善紀氏のチャンネルの動画で

「 教わらない 」ことの意味を 考えさせられました

 

YouTubeより

お借りして載せます m(_ _)m 

( “ 「 教わる 」ことの落とし穴 ” の話 約10分 )

youtu.be

動画を観てから しばし

かつて個人レッスンを受けていた声楽と

今現在 習っているピアノのことを 振り返ってみました...

 

わたしにとっての“ 練習 ” とは

先生からのアドバイスを参考にしつつ、

一つひとつ、自分の感覚をつかんでいく作業の繰り返し。

 

持てる能力を 総動員して

自分の耳を頼りに 音色を磨こう..と決意を新たにしています✨

 

◇◆◇◆◇

 

突然に

話は変わります m(_ _)m

 

名越康文先生の本( 小学館新書 )

「 自分を支える心の技法 」 の中で、

特に記録しておきたい部分があったのでした!

 

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少し長いですが

ここに書き写します

 

共感能力というのは、看護師等の職業では

すごく大切にされている概念で、

学んだり、鍛えたりすべきものとされていますが、

スキルとしての「共感」という考え方には、僕は少し抵抗があります。

 

というのも、怒りを鎮めさえすれば、

自然と相手の気持ちはこちらに入ってくるからです。

それを「共感」とか「感応」という言葉で呼んでいるのであって、

スキルとして学ぶようなタイプの能力ではないというのが 僕の考えです。

 

僕らはいろいろな物事を

「教えてもらわないとわからない」と考えがちですが、

じつは大切なことの多くは、

「心が落ち着いていないとわからない」だけです。

 

心が落ち着いてさえいれば、心に怒りさえなければ、

特別に教えてもらわなくても、わかるものはわかるのです。

 

過去の心理的経験を思い出し

うんうん、とうなずくワタクシでした

 

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この本の、レッスン3 の小見出し

「 まずは「怒りを消す」ことから始めよう 」

の最後の部分を書き写しております。。以下、先ほどの続きです

 

心が落ち着いてくると自然に理解できることというのは、

思いのほか多いものです。

 

怒りを消すことで、心の中に ふっと「世界の網の目」が浮かんでくると、

その場その場で適切な対応が出来るようになります。

少なくとも、そういう振る舞いができそうだという自信が芽生えてきます。

 

「 世界の網の目 」とは 

この部分の前に述べられていた言葉で

自分と影響を与え合う周りとの関係性、を意味します

 

そして

明るい展望が見えてくる、

この章の締めくくりの文章が 好きです (^ν^)

 

心には、そうした潜在能力がある、と僕は考えています。

ここまで述べてきたように、心は一瞬にして変わるし、

怒りにかられる宿命があるわけですが、

 

それを落ち着けることさえできれば、

世界の実相をとらえて適切に振る舞うことができる、

すごい力を持っている、と思うのです。

 

知恵とか、想像力についても同じです。

そういうものは鍛えて身に付けるものではなく、

怒りを消し、心を落ち着けることによって、

自然と生じてくるものなのではないでしょうか。

 

◇◆◇◆◇

 

尊敬するお二人の

お話を伺って 思ったこと。。

 

「 日々 心を落ち着かせ

  自分の心身との対話を重ねていき

  知恵を深め 能力を伸ばす楽しさを味わっていきたい 」

 

3年前から始めた、

このはてなブログのおかげで

 

拙いながらも文章を書く習慣ができ

自分自身と対話をするきっかけとなっています

 

そんな中で、

身体の老化は容赦なく進み

文字が見辛くなった現実に直面し

 

関節のあちこちの不具合も増え

鈍くなったことを 思い知らされますが

 

各方面の 素晴らしい方々から

悲観するヒマはないよ..と励まされるのです

 

こうして自分と静かに対話し

探究心を持って練習したり 音楽に親しむことで

 

これからも“ 深化する ”

知恵や能力を 信じる幸せを感じ

ほのかな夢と希望が 広がっていくのでした.. ✨

 

お読みいただき

誠にありがとうございます m(_ _)m

 

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Have a nice day !

どうぞ すてきな一日を