うたと からだと わたし

キャリアチェンジして7年目。還暦越えました!▪ 保育補助員の日記です。

“ノスタルジー“ を歌う

ご機嫌いかがですか

メイもんです

◇◆◇◆◇

 

おかげさまで

来年2月の演奏会に向けた、

学生時代の合唱団OG OBが集まっての

月に一度の合唱練習に 参加できています

 

20代〜80代の

100人以上の老若男女が

 

高いレベルを目指して

練習会場で 声を合わせている曲は

 

モーツァルトのレクイエム

ハイドン天地創造の中の短い一曲

 

武満徹のアカペラ曲 「 小さな空 」

谷川俊太郎 詩 信長貴富田作曲 「 未来へ 」

 

*****

 

記念演奏会の

プログラムの一番目は

 

およそ70年前に

合唱団が始まったときに歌われたという、

我々とって歴史的な意味のあるハイドンの曲

その次に歌うのが「 小さな空 」で

過去を振り返って、原点と時間の経過を想う。。

 

特に曲半ばの、

言葉のないハーモニーのところで

” ノスタルジー “ の心情を 表していきたい....

 

同期の男性の指揮者 ( 60 ) が

3回目の練習のときに、解説してくれました

 

とても美しい曲です

YouTubeから2つお借りして載せます m(_ _)m


www.youtube.com

 

( 外国でも楽譜が出版されていて

 日本語の歌詞と そのローマ字表記が載っています )


www.youtube.com

 

詩の一部を転記します

青空みたら

綿のような雲が

悲しみをのせて

飛んでいった

 

いたずらが過ぎて

叱られて泣いた

こどものころを憶いだした

 

◇◆◇◆◇

 

憶い出すのは

父と母と 幼い三姉妹

 

両親は

いのちの故郷・・

 

***

 

30年前から

次女のわたしが

実家のすぐ隣に住んで

 

心理的な距離感に

注意をはらいながら

支え合って 暮らしてきた

 

昨年、母と父は 相次いで

この世から姿を消してしまって...

 

親子の つながりに

” 生々しさ “ が 無くなった

 

実家も、元の我が家も

もう取り壊されて 無くなった

 

そして

いつのまにか

 

ふんわりとした

ノスタルジーが漂っている。。

 

それは、

いま合唱で歌っている

” 小さな空“ の 詩 のように

 

青空だったり、

夕空だったり、夜空だったり

 

いろんな空、

いろんな感情とともに

 

いつだって、

わたしの心の中にあるのだ

 

◇◆◇◆◇

 

「 小さな空 」を指揮する同期のYくんは

数年前から病気( がん )を患い 手術を二回受けたらしい

( 二回目は脚の骨の手術、、杖をついて歩いているのです )

 

社会人になってからも

合唱の活動に携わってきたそうだけど

 

( 病気の治療のためなのでしょう... )

それは 辞めてしまったと 言っていた

 

しかしながら

いま大勢の前に立つ

彼の指揮と音楽の表現は

 

いぶし銀の磨きがかかり

ほんとうに素晴らしいなぁ..と思う

わたしの ちっぽけな

気分の落ち込みや 不安感なんて

 

知らぬ間に

吹き飛ばされていて

 

非日常の 音の世界

有機的なハーモニーが 生まれていく・・

 

複雑で 繊細な

重なった声の響きは

 

内側と外側の

両方から共鳴して

 

わたしの心身は

整えられつつあるのでしょう...

 

*****

 

タイミングが合って

合唱のチャンスに恵まれたこと

 

こうして

日記ブログも 書けて

少しずつ 元氣を養えること

 

たくさんの

“おかげさま” があって

 

いまここに 居られることに

しみじみと 感謝するのでした。。 ( ˘ω˘ )

 

ありがとうございます

 

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Have a nice day !

どうぞ すてきな一日を